2005-09-12

南湖だんご

旭堂南湖さんの講談の会に行ってきました。
今回のゲストは篭さまです。

最初は「対談:万博あれこれ」。
篭さまの笑顔を久しぶりに拝見します。うれしいなぁ。
万博のお話が南湖さんと篭さまでゆるゆると展開されます。
会場で愛知万博に行かれたことのある人が一人しかいなくて、篭さまがずっこけてました。
案外盛り上がってないとは、私も意外でした。

次に南湖さんの講談です。
南湖さんの講談を生で聞くのは初めてです。
南湖さんは先月師匠を亡くされました。
そんな南湖さんが最初に、演ってくださったのは「誕生日」。
まだ聞いたことのない方のために詳細は書きませんが、本当によいお話でした。
聞いてる人も涙、南湖さんも舞台袖で涙が止まらなかったようです。

次に篭さまの落語です。
最初にお客様の似顔絵を描いてあげます。
「描きやすい」顔のおじさんが選ばれて、さらさらと描いてあげます。
ご本人を舞台前に呼んで、顔の横に描いた似顔絵と並べてお披露目です。
大きな拍手が沸きます。
小噺をいくつか。
うわさに聞いていた篭さま作の「なめくじ」の小噺聞けました。
でも最後すごい勿体無い!いい下げの小噺なのに!
そして待ってました!「金鯱のデート」。これも篭さまの新作落語です。
「できるかどうか自信がないんですが、やらなきゃいけないことになってるので。。。」とあまり気乗りのないお言葉(笑
名古屋城の金鯱が地上に降りた機会に、久しぶりに人間に化けて名古屋の町をデートします。
そういうちょっとシアワセな感じのよいお噺でした。
こないだの「たがや」のような啖呵を切る篭さまもかっこよくていいのですが、こういう優しいお話をしてる篭さまもとてもよいですね。
このブログを書きながらも、思い出してはにっこりしてます。
これが聞けたのは本当によかったです。

最後は南湖さんの講談で「柳生二蓋笠定紋の由来」。
柳生の紋に見覚えはありましたが、それが笠であるとは全然知りませんでした。
講談らしい、切れのある決闘シーンの語りがとてもよかったです。
時代劇好きな私にとっては映像を見ているような心地でした。
きれいな所作、きれいな言葉、南湖さんの講談も聞きにきた甲斐が本当にありました。
南陵先生の技や思いを受け継いでこれからもガンバってくださいね。

上方講談師・旭堂南湖HP「正直南湖」
http://www003.upp.so-net.ne.jp/nanko/
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